埼玉に棲む、幻の銀杏取り パート1

どうも皆さん、毎晩毎晩石垣島からこんばんわ。最近石垣は雨、でもいつも心は五月晴れの燃えるお兄さんです。                             今宵は僕が見た、埼玉に棲む妖怪(銀杏拾い)のお話をしましょう。         あれは忘れもしない、今から三年前の丁度このぐらいの時期だったでしょうか。僕は一時石垣を離れ母の暮らす埼玉に滞在しておりました。元々実家は東京の杉並区にありましたが、とある理由でそこを離れ2度目に移り住んだのが今の埼玉航空公園となっております。しかし、1度目に移った杉並区善福寺の時は先日話した秋田県の方にいましたし、現在の航空公園に引っ越す際も僕は石垣島にいたので、あまり馴染みが無いのも当然かと言えば当然なのですが、、、、 生まれて初めて暮らす埼玉県所沢市、後から聞いた話ではつい最近できた駅らしくかなり綺麗な創りでしてこれが、ハイ。駅から続ずく一本の並木道、右手の方には何やら並々ならぬ巨大な公園がありまして。ジョギングする人、楽器を演奏する人、サッカーする人、フリスビーする人と色んな事をする人々でいっぱいでございます。そしてそう、この場所で、私は目撃してしまったのです、例の妖怪銀杏拾いを!!                        時はすでに日も暮れ、公園を利用する人々の種類もかなり限られた状態の中で、そこはもう日中の公園とは全く異質な空間を演出している。とにかくここから先は危険を伴う事を付け加えておかなければならないでしょう。夜10時、航空公園の入り口ゲートをくぐる人はほとんど皆無に等しくなる。よっぽどの理由が無い限り、深夜は立ち入る事を進める事はできない。僕はただ散歩をする目的で深夜の巨大公園に踏み入った。公園の先に見える高層ビル群がやけに美しい夜だった。一人の歳六十過ぎの女性が最初は威勢良く、しかし公園に入ると次第に挙動不振に。何やら彼女は辺りをかなり気にしている様子で、ただ単にここへやって来た訳ではない感じを漂わせている。入り口のすぐ脇に誰も立ち入らない茂みがあるのだが、何やらそこをかなり強く意識しているような面持ちを醸し出している。しばし彼女の動向が気になったので、一体どうするのかを注視していると、次の瞬間彼女はその茂みの中にとけ込むように吸い込まれ、大多数の人々とは何やら公園に来る目的が異なっているという事をあからさまに認識したのである。茂みの入り口から奥の方に目を凝らして見ていると、彼女は頻繁に一定区域を闊歩しては立ち止まり、時折振り返りざまに彼女の眼鏡に反射する月光に心停止しそうになるのだった。もっとよく目を凝らす、どうも右手にスコップらしき鈍器のような物を持っている事に気がついた。勢いよくしゃがんでは、又立ち上がる。足で何かを蹴飛ばしては、再び闊歩するのであった。しかしここで彼女の動きにはある一定の法則がある事に気がついた。スコップを上下運動した後も、何かを蹴飛ばしている時も、どうも同じ場所に向かっているようなのだ。つまり彼女はとある場所に何かを運搬しているのではないかという憶測が立てられる。とある一部分に何かを集積しているに違いない、、、、、こんな公園のしかも人影もまばらになった丑三つ時に、一体何をどうしているのか??あまりにも気になった私は、彼女に接近することを試みた。だいの男である僕が歳の頃六十才の老婆には負けるわけがないだろう。茂みの中で時々何かの光に反射して輝く彼女の眼鏡が、えも言われぬ不気味さを演出する。何だろうこのウ*チみたいな臭いは、、、、辺りを包む異様な臭いがなお一層恐怖感に拍車をかける。こっ、これは、間違いない!!銀杏の臭いだ!!!ビチャッ!? ビチッ!!私のすぐ近くで得体の知れない何かがごくまれに音を立てる。、、こっ、この音は!銀杏が熟れて地上に落下しているのだ。彼女の目的は、これだ!!この銀杏なのだ!!!!   続く         
[PR]

by kaeruya2008 | 2008-11-14 05:09  

<< 埼玉に棲む、幻の銀杏取り パート2 秋の日は、つるべ落とし >>